2011/04/14 12:23:10
2年前に母から借りて読んだ本を、また読み直しています。稲盛和夫氏の「生き方 人間として一番大切なこと」。
その中に、稲盛氏が、初めて松下幸之助の講演を聴いたときの話がありました。
1960年代半ば、何百人もの中小の経営者を前に松下幸之助が「ダム式経営」の話をされた。景気に左右されないよう蓄えを持ち、余裕のある経営をすべきだと。講演が終わり、一人の男性が、「ダム式経営は理想だが、現実にはできない。どうしたらそれができるのか」と質問した。それに対して松下幸之助は「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけれども、ダムを作ろうと思わんとあきまへんなあ」とつぶやいた。
この質疑応答を通して、稲盛氏は「まず思うこと」の大切さを受け取ったようでした。潜在意識にまでしみこませるほど強く願望することが、不可能を可能に変え、成就につながると。
正直なところ、東日本大震災以降、日本はどのようになるのだろうかと漠然とした不安やネガティブな感情が、自分の心の中を渦巻いていました。これらの感情は一時的に止められても、また沸き起こってくると言った具合。いやな感じが身体を覆っている。明るい未来を想像することがこんなにも難しいなんてと、思う始末。
松下幸之助の「思わんとあきまへんなあ」というつぶやきに目が覚めました。こんなときこそ、よりよい日本に変わると思わんとあきまへんなあ。
その中に、稲盛氏が、初めて松下幸之助の講演を聴いたときの話がありました。
1960年代半ば、何百人もの中小の経営者を前に松下幸之助が「ダム式経営」の話をされた。景気に左右されないよう蓄えを持ち、余裕のある経営をすべきだと。講演が終わり、一人の男性が、「ダム式経営は理想だが、現実にはできない。どうしたらそれができるのか」と質問した。それに対して松下幸之助は「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけれども、ダムを作ろうと思わんとあきまへんなあ」とつぶやいた。
この質疑応答を通して、稲盛氏は「まず思うこと」の大切さを受け取ったようでした。潜在意識にまでしみこませるほど強く願望することが、不可能を可能に変え、成就につながると。
正直なところ、東日本大震災以降、日本はどのようになるのだろうかと漠然とした不安やネガティブな感情が、自分の心の中を渦巻いていました。これらの感情は一時的に止められても、また沸き起こってくると言った具合。いやな感じが身体を覆っている。明るい未来を想像することがこんなにも難しいなんてと、思う始末。
松下幸之助の「思わんとあきまへんなあ」というつぶやきに目が覚めました。こんなときこそ、よりよい日本に変わると思わんとあきまへんなあ。
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