2009/05/05 23:01:30

10日間の研修中は睡眠時間がかなり短かったし、どっと疲れが出たので、今日はゆっくり過ごしました。やっぱり我が家はいいです。
上京中の偶然の出来事の数々は、巧妙に伏線が敷かれたミステリー小説あるいは感動の抒情詩のキーワードのような気がしました。遭遇する出来事や人との出会いは、自分の人生にとって必然で、有機的流動的にお互いに作用しながら、よりよき人生を送るためにあるのだと実感しています。
東京での収穫のひとつとして、大平さんとの出会いがあります。実は、大平さんの大ファンと言っても、彼のことを知ったのは昨年3月のこと。広島市文化財団が発行するTO YOUという広報誌に大平さんの記事を見たのがきっかけ。技術者(職人)、努力家、求道者、冒険家、ロマンチストなどの顔が好きなんですよね。
彼が作る星空は、とても奥行きがあるんですよ。つまり立体的に見えるのです(3Dです)。肉眼で見えない星も再現しているから、立体のマジックは実現できているらしいです。人間の目では見えないけれど、実際に光は届いている星の存在を大切にされているからなんですよね。
実際に本人が自覚していなくても、相手にある可能性の存在を信じるという意味で、コーチも同じ仕事をしているのだと思います。だから、尚更会いたい人でした。2008年3月発行のTO YOUに、次世代を担う人たちへのメッセージとして、彼がこんなことを言っています。
「自分のやりたいことがはっきりしている人もそうでない人もいるでしょう。やりたいことが定まっている人はそれをとことん追求すればいいと思います。でも、見つからない人は、それでもいい。無理に見つける必要なんてないと思います。特別なものを持っていなくても、周りの人を大切にする、夢は大きくても小さくても、幸せを感じられる。一つのことを追求するのも人生ならば、それにこだわらないのも人生ですから、そんな自分なりの生き方ができればいいと思います。」
時間の余裕がなく、5月3日~10日まで渋谷で開催されるメガスターⅠの投影会に行けなかったのは残念でしたが・・。(写真は昨年広島で見たメガスターⅡ投影機)地元呉にも、こんなプラネタリウムがあったらなあ~と思います。
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