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早いもので師走になりました。私はまだ走れませんが、松葉杖生活にもだいぶ慣れてきました。有難いことに、たくさんのご厚意を受け取ることが多くて、以前にも増して笑顔と「有難う」の言葉が増えた今日この頃です。

先日、通院途中、園児たちに遭遇しました。松葉杖なので、歩くペースが園児たちとぴったり同じに・・。みんながジッとこっちを見てるので、にっこり笑顔を返すと、1人が「足どうしたの?」と声をかけてきました。「転んだのよ・・」と答える私に、

園児2「ふーん」
園児3「痛かった?」
園児4「大変だね・・」
園児5「(松葉杖を指して)それ何?」などなどいろんな質問が・・。

ほんの10mくらいの出来事ですが、すっかりラポールも取れ、曲がり角で別れるときには、バイバイ~と全員に手を振って貰いました。ペーシングの効果を体感しました。


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今日は、午前中勉強会に参加し、午後から広島市ファミリーサポートセンター主催の講習会で講師を担当しました。提供会員さんと両方会員さん、ヘルスサポーターさん限定の講習会。依頼会員さんや利用者さんとよい関係を築くために、コミュニケーション(聴く+伝える)のコツを講演しました。
60名近くが参加され、会場は熱気ムンムン。

今回も講演だけでなく、演習も交えながら進行しましたよ~。
演習のデモンストレーションでは、私(開所以来提供会員として登録しています)と依頼会員さんとの蜜月話も披露しました。
どんな話かって??~~2歳のときにも預かっていたKちゃんも小学1年生になり、4月は時々夕方お預かりしていました。5月からは託児をしなくなったのですが、6月になってお母様からお茶・お食事のお誘いメールが届きました。なんでも、Kちゃんが会いたいと言って、最後は半泣き状態だとか。私も嬉しくて、早速お茶をしました。折角なので(?!)1週間遅れの誕生会もしてもらいました。そのとき撮って頂いた写真を加工して下さり、バースデーカードとしてプレゼントしてくださいました。~~そんな話をその現物も見せながらしました。

今回は、コーチングだけでなく、アサーションや接遇マナーなども取り入れた内容。
みなさん、熱心に耳を傾け、演習も取り組まれていらっしゃいました。
質問もたくさん出てきて、時間超過にもかかわらず、ほとんどの方が最後まで参加されました。
終わってからも、個人的な相談などがあり、閉館近くまで対応しました。

私もそうですが、提供会員として登録されているみなさんは、きっと人が好きだし、人に喜んでもらう、人の役に立つことが好きな方が多いと思うんですよね。
できれば、依頼会員さんと、ながく良好な関係で過ごしていただきたいじゃないですか・・。
今日の学びを是非活用して頂ければと思います。

合言葉は、ハッピーファミサポ!!

今日もブログにお越しくださり有難うございます。
さて、「アサーション」という言葉、聞かれたことがあるでしょうか?「アサーティブネス」とも言ったりしますが、「自分も相手も尊重しながら、自分の意見や気持ちを自己表現すること」です。

一方的攻撃的に自己表現してしまい相手を傷つけてしまったり(自分は尊重できても相手を尊重できていない)、相手を尊重する余り、自分の考えや気持ちや言えずにいたり(相手は尊重できても自分を尊重できていない)。
そういう時、アサーションのやり方を学ぶと、とても人間関係がうまくいきます。

ところで、アサーションのやり方を学んでも、なかなかうまく実践できない場合、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、自分の意識の深いところに、こんな信念、思い込みがあるかもしれません。
・自分の意見はいつも正しい
・自分の意見を曲げることは負けを認めることだ
・負けてはいけない
・部下(子ども)は自分の言うことに従うべきだ
・間違いや悪い事をしたら、非難されるべきだ
という信念があると、自分の主張を通してしまいがちになりますね。

・自分の言いたいことを言うと、相手を傷つけてしまう
・人を傷つけるのは悪いことだ
・相手の気分を害してはならない
・人の頼みを断ってはいけない
・自分は取るに足りない人間だ
・自分をオープンにしたら人に嫌われる
・人は誰からも好かれなくてはならない
という信念があると、自分の意見や考えや言えなくなってしまうこともありますね。

日頃意識はしていないけれど、行動の基本となっているこの信念であり、
自分がかたくなに信じている価値観。これを(コアビリーフ=中核的信念)と言います。
~すべき、とか~ねばならない、という言葉が出てきたら、きっとそれはコアビリーフ。

アサーティブなコミュニケーションができてないとき、どんなコアビリーフがあるのかを確認してみましょう。
それに気づくだけでも、アサーションに一歩近づきます。そして、それをもっと柔軟で適応的な考え方に修正してみると、案外、アサーションはうまくいきますよ。
是非試してみて下さいね。

人から聞いたり、本を読んだり、セミナーに行ったりして得た知識を、「あ~いいこと学んだな、ためになること知ったな」と満足するだけでなく、日常の生活に落としくことはもっと大事だなあと、つくづく思います。
知識を智恵として実生活で活用することの大切さを思います。

「わかる」と「できる」の間の壁、「意識してできる」と「無意識のうちにできる」の間の壁。これらの壁を越えるのは、ただただ実践あるのみだと思います。それには実践の継続、習慣化が大事だと思います。実は昨年の1月末に参加した長野の合宿で、とても大事なコトを学びました。で、学んだ8つのうち、1つだけ、ただひたすら1年続けてきました。学びはあと7つあり。1年ずつ続け、7年かけて学びを実践しようと考えています。正直、消化するのに3年くらいはかかってしまう性質なので、その3倍はかかるかな・・・とにかく愚直に続けていこうと思っています。

ところで、昨日は訳あって研修のダブルヘッダー。夕方に伺った取引先で、以前にも受講いただいた方が、以来学びを実践されていらっしゃったようで、再会を喜ぶと共に彼の姿勢に痛く感動しました。改めて継続することの大切さを教えて頂いた気がしました。

話は変わりますが、そこで久々にお会いした部長(私が心から尊敬する方なのですが・・)が、かなり精悍でシャープになられていたので、理由を伺うと、スクワットや腕立て伏せをされているとのこと。(所属部署の朝礼で皆を巻き込んでされているらしい・・)お話を伺っているうちに、私も足腰の鍛錬にやりたいなと思いたち、早速帰って50回。今朝30回やりました。さて、明日も続けるぞ~~!!

できない言い訳をするのは簡単。どうすれば、実践できるか。どうすれば、実践を継続できるか。その方策が見つかったら、あとは実践するのみ。そして継続できるしくみの中でやり続ける!!・・と、自分に言い聞かせつつ、昨日お会いした受講生様、いやいやこれまでお会いした全ての受講生様に、そうあってほしいなと願うのでした・・・。

傾聴の技術に「ペーシング」というのがあります。呼吸や、ペースなどを合わせること。相手に合わせることで、ラポールが築けるんですね。


話は変わりますが、研修が済んで、よく行くお店に立ち寄りました。そこには、カープの外国人選手などもよく来ていて、店内にはユニフォームも飾られています。マスターの人徳からか、海外や日本国中からリピーターがやってきます。

今日は元常連さんで、大阪から来られた方、また千葉から家族を連れて来られた方がいました。偶然というより、マスターにとって今日は特別な日というのをわかって、来店されていたのかもしれません・・・

千葉からお越しの方はウエスタンスタイルの服装。普段店内に流れている音楽はジャズなのですが、マスターはさりげなく音楽をカントリーミュージックに切り替えていました。

千葉から来られた娘さんは、お店にないメニューを所望の様子・・。マスターはどこかに消え、娘さんが所望する物を持って戻ってきて、お皿に盛り付けて出していました。テーブル席では、娘さんの嬉しそうな歓声が・・。

しばらく過ごしていると、カウンターに座っている私の隣に、サンディエゴ出身のテレビ映像制作会社のプロデューサーが・・。すると奥から、サンディエゴのスポーツチームのユニフォームに着替えたマスターが登場。プロデューサー氏は「なんでそのユニフォームを着ているのか?!」と言いながらご機嫌な様子。「あなたが、サンディエゴ出身だからよ。あれがお客様にウェルカムな気持ちを伝える彼のやり方なのよ」とこっそり解説。彼曰く「日曜日~月曜日まで大阪で仕事だけれど、また広島に戻ってくるよ」

これら、ある意味ペーシングなのでしょう。相手に合わせることは、マスターにとって自然なこと。気持ちを通わせる喜びを知っているからできることなのかもしれません。だから、全国から、世界からリピートするファンがいるのでしょう。


火曜日の研修が済んで、話をした受講生さんから、「上司のやり方に合っていない自分に気づいた」と感想を頂きました。是非心を通わせるペーシングの技を磨いてほしいと思います。

研修の半分は、参加対象が管理職の方、これから管理職になる方ですが、そんな方たちの中に、地域の少年野球のチーム、サッカーチームのコーチをされている方もいらっしゃるようです。今日の研修では、スノボの指導者もおられ、その方から、研修終了後、質問をいただきました。

『「スポーツにおけるコーチング」と「マネジメントにおけるコーチング」はどう違うのですか?』

「コーチングマインドをもち、学んで頂いたコーチングスキルを使うのは、どちらも同じです。」と答えました。

さてさて、皆さん、スポーツのコーチングとビジネスのコーチングって何がどう違うと思いますか?

体験からくる、私の個人的な意見ですが
「スポーツのコーチング」は、
フィードバックを多用する 
→技術は身体感覚を伴いながら習得しますよね。例えば、膝を90度近く曲げる姿勢が基本の場合。本人の感覚では膝を深く曲げているつもりでも、それができていないとき、「膝が30度くらいしか曲がっていませんよ」とフィードバックする。正しい姿勢が本人の身体感覚として記憶されるまでフィードバックする必要があるかなあ・・と思います。

さて、他にはどうでしょうか?? 続く・・

追記
スポーツの学習は「感覚運動学習」といって、感覚・知覚系と運動機能の協応関係の学習のことを言います。
他に楽器の演奏などの学習もそれにあたります。

研修を受けられた方は、学んだことを早速職場や家庭で実践しておられると思います。”わかる”と”できる”のギャップを埋めるためには、ただただ実践あるのみ!!傾聴のスキルの練習は、話してくれる人がいれば、それが実践相手ということになりますね。家族、同僚、友人を相手に「傾聴」です。

よく聴かれることですが、それ以外に、私はどうやって鍛えているか??

たとえば・・・時々タクシーに乗るのですが、その場合、タクシーの運転手さんが実践相手だったり。無口なタイプ、愛想のない人、機嫌の悪そうな運転手さんだと燃えます。そんな運転手さんにアイスブレイクしながら、傾聴力を発揮。相手が喋ってくれると実に嬉しい。しかも副産物として、いろんな情報を教えてもらえるのが嬉しいです。相手にとってはちょっと迷惑だったりするのかもしれませんが、おつりをもらう瞬間の笑顔もついています。

他に、電車や街中の喫茶店にて、複数のグループがそれぞれの会話をしているとしますね。それぞれの会話を同時に聴くんです。どこまで聴き取れるか・・。という練習だったり。懇親会などで二つ三つのグループの話が盛り上がっているときなど、同時に聴き取るチャンス!(東京で研修を受けたときの講師が、3つのグループの話の内容を同時に聴き取っていたのに感動し、そうなるためにどうしたらいいかと思って考えた練習方法なんです。ちょっとばかばかしいですけれど・・)

2時間くらいの研修や友人との会話。帰ってから何を話していたか、すべて書き出す。なんてこともしていたり。
一方的によく喋る友人がいまして、その友人の話をひたすら聴く。というのも鍛えることにつながっているのかも・・。

傾聴が苦手な人は、まずは、1分からスタートし、3分、5分、と傾聴する時間を伸ばしてみる・・。とにかく実践あるのみです。努力は裏切りませんよ~!

コーチングを学んだ人なら、傾聴のスキルとして、「うなずき、相槌」があるのは、ご存知のはず。え?うなずき、相槌ってスキルだったの?というリアクションにも、もう慣れました。はい、そう。「うなずき、相槌」は立派なスキル。でもね、スキルってのは、実体が伴わないと、スキルで終わってしまうのがミソ。

「うなずき、相槌」ってのは、そんなに簡単なスキルではないと、個人的には思うのです。

たとえば・・。

自分と考え方が違う人の話を聴いているとき、果たして「うん、うん、そうだね~」とうなずける??

自分のことを批判してくれる人の話を聴いているときに、果たして「うん、うん、そうだね~」ってうなずける??

「うん、そうだね」と思っていないのに、うなづいているとしたら、そのスキルには何の意味もない。
自分の考え、価値観、感情を脇において、一旦、相手の話に耳を貸す、相手の話(考え、価値観)を受け止める、ことをして初めて、うなずきや相槌の意味があると思うのです。
このスキル、あり方を含めての技術なのですね~。

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